SAYEGUSA GREEN MAGIC 2020 in 小豆島

2020年3月29日(日)〜 4月1日(水) 開催!!

このイベントは定員に達しました為、募集を締め切らせていただきました。

「Earth for Children 〜豊かな地球を子どもたちへ〜」
サヱグサは2012年から「SAYEGUSA Green Project」と題した環境・社会活動に取組んできました。
2014年に始まった、春・夏に開催される自然体験プログラム「SAYEGUSA Green Magic」はすっかり恒例となりまし

今年の春休みキャンプの舞台は小豆島!

今回は、香川県小豆島にある無人島・余島で開催いたします!

小豆島から干潮のときにだけ現れる散歩道。その先に余島があります。
瀬戸内の穏やかな海と手つかずの森で、秘密基地を作ったり、魚釣りにチャレンジしたり!釣れたお魚で夕ご飯も作ります。
自然と人とのつながりを感じながら、人間が本来持っている
”生きる力”を育む、自然体験プログラムとなっています。
対象年齢は、新年長さん〜新5年生まで。年齢の違う仲間との交流から学ぶこともきっと多いはずです。

今回の運営協力はもちろん、おなじみの信州アウトドアプロジェクトです。
自然体験教育のプロと連携したプログラムや事前説明会など、安全・安心・丁寧なフォローが好評をいただいております。


SAYEGUSA GREEN MAGIC 2019 in 渡嘉敷島

サヱグサは2012年から、「Earth for Children 〜豊かな地球を子どもたちへ〜」をテーマに「SAYEGUSA Green Project」と題した環境・社会活動に取組んできました。
なかでも、2014年に始まった、夏休みと春休みに行われる自然体験プログラム「SAYEGUSA Green Magic」はすっかり恒例となりました。

6年目となる今年の夏休みの舞台はなんと沖縄!「SAYEGUSA Green Magic 2019 in 渡嘉敷島」を開催いたします。
沖縄本島から船で約40分のところに位置する渡嘉敷島。ケラマブルーと呼ばれる美しい海をフィールドにしたサマーキャンプです。
大自然を全身で感じ思いっきり遊ぶことはもちろん、渡嘉敷島ならではの体験や地元の方々との交流を通じて生きる力を育みます。

今回の運営協力はもちろん、おなじみの信州アウトドアプロジェクトです。自然体験教育のプロと連携したプログラムや事前説明会など、安全・安心・丁寧なフォローが好評をいただいております。初めてのお子さんも、Green Magic経験者のお子さんも、皆さんのご参加をお待ちしております!

定員に達したため、募集は締め切りました。

SATOYAMA Wonderland Tour 2019

2019年6月1日(土)〜2日(日)開催!

田植え、初夏の里山散策、ふれあい in 小滝 美しい里山の豊かな自然と恵みを楽しみながら、多くの学びを。


SAYEGUSAは、長野県最北端にある栄村小滝地区と2014年から交流を続けています。

小滝は日本の原風景が残る美しくもわずか13戸の小さな集落。この季節、清らかな雪解け水が千曲川に沿った河岸段丘の小さな棚田にそそぎます。その豊かな自然や、大震災による被害を乗り越え明るく前向きに生きる地元の方々との温かなふれあい、里山の文化や生活を五感で体験する親子ツアーです。

都会から遠く離れた里山ならではの多様な価値観に親子が一緒に触れることが、子どもたちの様々な気づきや学びにつながります。田植えをお手伝いして泥んこになったり、地元のお母さんたちお手製の郷土料理やおむすびの味、星夜の集落散策も大切な思い出の一つとなることでしょう。


定員に達したため、募集は締め切りました。次回の里山ツアーは9月21日・22日の予定です。

SAYEGUSA GREEN MAGIC 2019 in 鳥海山

サヱグサは2012年から、「Earth for Children 〜豊かな地球を子どもたちへ〜」をテーマに「SAYEGUSA GREEN PROJECT」と題した環境・社会活動に取組んできました。
なかでも、夏休みと春休みに行われる自然体験プログラム「SAYEGUSA GREEN MAGIC」はすっかり恒例となりました。

5年目となる今年の春休みは、「SAYEGUSA GREEN MAGIC 2019 in 鳥海山」を開催いたします。
山形県と秋田県の県境にそびえる鳥海山の大自然をフィールドにしたスノーキャンプです。
思いっきり雪と戯れることはもちろん、 地元の方との交流を通じて昔ながらの暮らし方も学び、生きる力を育みます。

自然体験教育のプロと連携したプログラムや事前説明会など、安全・安心・丁寧なフォローが好評をいただいております。詳細はPDFをご覧ください。

秋の里山体験・稲刈りツアー2018 in 小滝

<秋の里山体験!稲刈りツアー2018>

今年で三年目となる、SAYUGUSAの里山体験ツアー。サヱグサがプロデュース販売するお米”コタキホワイト(※)”の生産地、日本の原風景が残る美しく小さな集落・小滝の大自然や地元の方とふれあいながら、お米づくりを親子で体験します。

このツアーでは、お米を作ることの感動体験や、食物への感謝の気持ちを再確認するといった食育のみならず、都会から遠く離れた里山ならではの多様な価値観に親子が一緒に触れることで、様々な気づきや学びにつながることが期待できます。泥んこになったり、星夜の集落散策も大切な思い出の一つとなることでしょう。皆さま、お誘い合わせの上奮ってご参加ください!
– お申し込みは終了しました。

※コタキホワイトはサヱグサが復興支援の想いを込めてプロデュース販売するお米です。
詳しくはこちら


募集要項

開催日程 : 2018 年 9 月 22 日(土)・23 日(日)

開催場所 : 長野県栄村小滝地区

対  象 : 親 子(子どもとその保護者) ※託児施設のご用意はありません。

参加費用: 大人(中学生以上) 25,000 円, 子ども 12,000 円, 子ども(未就学児) 10,000 円 (全て税別)

費用内訳 : 宿泊料・食費・イベント費用・保険料

宿  泊 : トマトの国

定      員 : 10家族程度

集合解散 : 電車の場合:JR 越後湯沢駅 ※小滝への往復は貸切バスサービス

車の場合 : JR 森宮野原駅ロータリー前(東京からおよそ 240km)

主      催 : 株式会社ギンザのサヱグサ

企画運営 : NPO 法人信州アウトドアプロジェクト

募集締切 : お申し込みは締め切らせていただきました。


参加ご希望の方は以下の必要事項を添えて、下記までお申し込みください。後日、運営事務局より詳細ご案内と参加申込書をご郵送いたします。

1 . 参加人数と内訳(氏名・年齢)

2 . 交通手段(電車またはお車)※集合場所までの交通費はお客さまのご負担となります

3 . ご住所・お電話番号・メールアドレス

お申し込み先 : ザ・メインストア銀座 03-3573-2441 , shibue@sayegusa.com , FAX 03-3561-5529

親子で稲刈り体験ツアー 参加者募集中!

コタキライスを親子でつくろう!
1泊2日で稲刈り at 長野県栄村小滝集落

サヱグサがプロデュース販売するお米”コタキホワイト”の生産地、日本の原風景が残る美しく小さな集落・小滝の大自然や地元の方とふれあいながら、お米づくりを親子で体験するツアーです。このツアーでは、お米を作ることの感動体験や、食物への感謝の気持ちを再確認するといった食育のみならず、都会から遠く離れた里山ならではの多様な価値観に親子が一緒に触れることで、様々な気づきや学びにつながることが期待できます。温泉宿での語らいの時間も大切な思い出の一つとなることでしょう。

コタキライスはサヱグサが復興支援の想いを込めてプロデュース販売するお米です。
詳しくはこちら


募集要項
開催日程:  2017年9月23日(土)・24日(日)
開催場所:  長野県栄村小滝地区
対象  :  親子(子どもとその保護者)
参加費用:  大人(中学生以上)20,000円 子ども10,000円 (共に税別)
費用内訳:  宿泊料・食費・イベント費用・保険料
宿泊  :  トマトの国(予定)
定員  :  10家族程度
集合解散:  電車の場合 JR越後湯沢駅 ※小滝への往復は貸し切りバスサービス
       お車の場合 JR森宮野原駅ロータリー前(東京からおよそ240km)
主催  :  株式会社ギンザのサヱグサ
企画運営:  NPO法人信州アウトドアプロジェクト
募集締切:  定員になり次第締め切らせていただきます


1日目 9/23(土)
12:00  電車の方:JR越後湯沢駅集合(バス移動)
13:00  お車の方:JR森宮野原駅ロータリー集合    
13:15  小滝集落到着 公民館で始まりの会
14:00  小滝集落散策&キノコ狩り
15:30  北野天満宮温泉へ 一休み
17:00  小滝の皆さんと夕食会&懇親会
20:00  宿へ移動

2日目 9/24(日)
しっかり朝食をとって
07:30  宿出発
08:00  稲刈り開始
12:00  稲刈り終了 記念撮影
12:30  小滝の皆さんと昼食/昼食後は自由行動
14:00  小滝出発/温泉と道の駅でお買い物※お車の方はここで解散
16:45  越後湯沢駅着&解散


お申込み
参加ご希望の方は以下の必要事項をご記入のうえ、運営事務局までメールまたはFAXか、店頭スタッフまでお申し込みください。お申し込みが確認でき次第、運営事務局より詳細ご案内と参加申込書をご郵送いたします。

1.参加人数と内訳(氏名・年齢)
2.交通手段(電車またはお車)※集合場所までの交通費はお客様のご負担となります
3.ご住所・お電話番号・メールアドレス

お申込み先 :
ザ・メインストア銀座 03-3573-2441
MAIL shibue@sayegusa.com  FAX 03-3561-5529

ツアー内容についてのお問い合わせ先
ギンザのサヱグサ 米作りツアー運営事務局
担当 澁江(シブエ)
TEL 03-3561-0011 ( 平日10:00~17:00 )
MAIL shibue@sayegusa.com

対談 Green Dialogue vol.8

環境保全、環境教育などを通して社会貢献に取り組むさまざまなスペシャリストに、弊社代表の三枝 亮が話を伺う「Green Dialogue」。第8回のゲストは、一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)で事務局長を務める水谷伸吉さんです。

水谷さんは大学卒業後、農機メーカー・クボタの環境プラント部門で勤務。その後、ベンチャー企業に入社され、インドネシアで熱帯雨林の再生事業に取り組まれました。2007年、坂本龍一氏が代表を務めるmore treesの立ち上げに携わり、現在、事務局長として国内外の森林保全活動や国産材を使った商品の開発などを手掛けられています。


明治神宮の森に見る、東京の本来の自然の姿

今回の対談では、東京にある身近な「森」ということで、まず明治神宮を訪れました。

――明治神宮には色々な木があり、本当に自然が豊かですね。

水谷さん:明治神宮は1920年に創建されました。97年前、ここは荒地だったそうです。明治天皇を祀るにあたり、この場所に神宮を建てようという計画が上がりました。

どんな木を植えれば、緑豊かな森に育つか。議論が重ねられ、時の林学者で造園家でもあった本多静六博士らが「この山手の地に適した植物は常緑広葉樹だ」と結論を出しました。

それで、葉っぱにツヤがあり落葉しないカシやクス、シイノキなどが植えられました。当時の内閣総理大臣だった大隈重信は、日光東照宮のような針葉樹の杉林を望んだと言われています。

ここには、全国から献上された365種類の木が植えられました。現在は234種類の木があるそうです。東京の気候に適さない100種類近くは淘汰され、今はありません。

東京のど真ん中にも関わらず、タヌキをはじめさまざまな動植物が生息しています。

この森の凄いところは、人の手でつくられたものでありながら、100年近くたった今、この生物多様性に富んだ環境が自然に成り立っていることです。循環システムができているのです。

――東京には元々こうした森があり、本来の植生に近づいているということですね。
more treesさんが全国で手掛けていらっしゃる森林保全活動にも、明治神宮のように森をつくるという事業はあるのでしょうか。

水谷さん:まだほとんどないです。私たちが各地でやっている活動の多くは、木を植え、育て、伐採し、販売するという林業です。

生産性とは別に、森とはどういうものか、そして森はどうつくられるのかを知って貰うには、この明治神宮の森は良いお手本になると思います。

林業地とは違う、自然の森に触れる機会をつくる

林業が人間の営みにおいて、重要であるということは承知しています。一方で、子どもに密接に関わるブランドとして、子どもたちに「本当の自然とはどういうものか」を知って貰うこともこの地球の未来にとって重要だと思います。

林業地、つまり、人が材木にするために植えた杉やヒノキの山を「自然」だと思っている人たちが少なくないと思います。私も子どもの頃は、旅行などで山を見るとそれが自然だと思っていました。そうではない森というものを子どもたちに知って貰いたいです。

水谷さん:そうですね。産業としての森だけではなく、森林というものがどのような多様性があるかを子どもたちに伝えることは大事なことです。

more treesが携わっている長野県の小諸市にある森には、そういう手つかずの一角があり、多様な生物が生息する循環システムが自然にできています。

more treesは今年で10年目を迎えました。これまでは、林業を応援したいという気持ちで取り組んできました。でも別の方法でも、森をつくるということをしていけるのではないでしょうか。

森の中には、材木にならない木の森もありますし、アクセスが悪くて手入れできないようなものもあります。そうした場所を活用できるのではないかと思います。

実際に、そうしたいと考える山主さんもいます。日本では、戦後の造林政策の一環で、材木用のスギやヒノキが多く植えられました。山の急傾斜地に木を植えた山主さんの中には、育った木を伐採して出荷した後、再び材木用の木を植えるのではなく、元の自然の姿に戻したいと考える人もいるんです。

林業や間伐は大切ですが、時として、自治体や森林組合が補助金を使い間伐することで、延命措置のようになっているような節もあります。林業や間伐だけでなく、地域にあった森を育てるという方法を考えることも良いかもしれませんね。

自然を守る、山を守るというのは長い時間がかかることで、生産性や効率だけを求められるものではありません。山を手入れするのに補助金に頼らざるをえない地方の大変さもあると思います。

そんな中、more treesさんの行っている企業と森を結びつける保全活動や、間伐材の商品をつくるというのは、未来に必要とされる役割だと思います。

水谷さん:林業をやっている人にしても、木材の流通においてもそうですが、目の前しか見えていないことがあります。

それに森林組合などはホームページのないところもあり、プロモーションをかけるということができていない場合が多いです。

木材価格を1円でも上げようとか、ブランド価値を高めようという発想が十分でないという課題があるんです。

私たちはそういう課題を越えて、森や自然を身近なものにしていきたいと考えています。

ところで、明治神宮の森は基本的に常緑広葉樹で、ドングリが沢山落ちるんです。NPO法人響という団体が、そのドングリから苗木をつくり、イベントなどで配布しているんですよ。響は神宮を案内しながら、この森の生態や歴史を講義するグリーンウォークという活動も行っています。


more treesが考える、森と人との距離

対談の後半は、more treesさんが空間プロデュースを行ったビジネスラウンジ「T-TIME」へ移動し、お話を伺いました。

赤坂駅から直結しているT-TIMEでは、フローリングや壁面、家具などすべてに「more treesの森」として管理されている高知県中土佐町や岐阜県東白川村で育った国産材が使用されています。

――more treesさんは、国内だけでなくインドネシアでも森林火災で焼失したオラウータンの森を蘇らせるプロジェクトなどを行っていらっしゃいます。創設から10年目を迎え、これからのビジョンについて教えて下さい。


http://orangutans.more-trees.org

水谷さん:まずはこれまでの延長として、都会と森の距離をさらに近づけ、多くの人に木の良さを知って貰う「木育」を色々な方法で行っていきたいです。

自然に親しむには、実際に山へ行くのがもちろん一番良い方法です。でも、都会に暮らす人は、毎日とか毎週末などに頻繁に行くのは難しいですよね。

T-TIMEのように都会で木を使うということは、森の恵みをライフスタイルにゆるやかに取り入れていくことです。ですから、私たちはこれからも引き続き、日常のなかで木が使われるようにしていきたいです。

実際に「身近に木の製品はありますか」と尋ねると、「う~ん」と答えられない人が多いです。もちろん、その背景には商品のデザインがいまいちといった供給者側の問題もあります。

デザイン性だけでなく、木を使って貰うには、科学的な側面も含めて木の良さを伝えていく必要があります。

例えば、木には人を癒す力もあります。仕事の能率が上がるとか、イライラが軽減されるといった効果もあると言われています。ある調査では、木造校舎ではインフルエンザにかかる子どもの数がそうでない校舎よりも少ないという結果も出ています。

子どもの頃から、木のおもちゃで遊んでいると、その先の人生でも自然との距離がより近くなると思います。木の良さを知った子どもさんは、将来、住まいに木を取り入れようと考えるでしょう。でも木の良さを知らないと、自然との距離は遠くなってしまいます。

新しい取り組みとしては、すでに話したように林業一辺倒でなく、森のさまざまな顔を生かし、森の将来像に合わせて木を植えるようなことも行っていきたいですね。

数十年前までは、密接だった人と自然の関係

――more treesさんの取り組まれていることは、近代化が進み、自然から遠ざかった暮らしを営む都会に暮らす人たちを、再び自然に近づけようとされているということですよね。

水谷さん:そうですね。代表の坂本も言っていることですが、日本人はこの数千年の間ずっと自然と密接に暮らしてきました。

自然と離れた暮らしを始めたのは、ここ最近のことで、まだ半世紀ぐらいなんです。長い人類史の中のほんの数十年です。

今の時代だけを見てみると、自然と離れた暮らしをしていますが、長いスパンで考えると、この数十年だけが特別だと考えることもできます。

現代の良さを生かしながら、木を使うことで、自然に近づくライフスタイルを多くの方に取り入れていただきたいと思っています。

――確かにそうですよね。木を生活に取り入れて貰うには、おっしゃるようにデザインがとても大切になります。more treesさんでは、さまざまなクリエイターとコラボして商品をつくってこられたと思います。隈研吾さんとも積み木をつくるなどされていますよね。


http://more-trees-design.jp/tsumiki/

水谷さん:そうですね。これからもそういう商品をデザインし、木や森、自然をより身近に感じてもらえる場をつくる活動していきたいです。新しい商品についても構想段階です。近いうちに発表できたらと思っています。

木の商品を都会で使うというのは、あくまでも森との接点をつくる「きっかけ」です。ですから、変わらず、森に行って自然に触れてもらうということは大切にしていきたいです。

それから、大人だけでなく、やはり未来を生きる子どもたちのために森や木の良さを伝承していくということにも力をいれていきたいです。

――私の会社は銀座で長く店を構えているわけですが、都心にいながらも「自然から切り離された暮らしでいいのだろうか。もっと自然に触れる体験をさせてあげたい」との思いから、子どもたちを集めて長野や山形でキャンプを行ったり、田植え体験を実施したり、自然に近づける活動を行っています。

自然に触れ、落ち葉の感触を確かめながら自分で遊びを考える。大事な幼児期には、ゲームやテレビからは得られない何かを、自然体験の中から学び取って貰いたいと思っています。

自然を体験するきっかけづくりという点では、more treesさんが目指されていることと、私たちが子ども服のブランドとして目指している未来は重なるところがあると感じます。

サヱグサでは年に数回、『SAYEGUSA Touch Green』という楽しく遊びながら自然環境を考えるワークショップを開催しています。more treesさんとは、2014年にヒノキの間伐材を使ったワークショップを一緒にさせていただきました。
この夏も大分の杉材を使ったミニ椅子作りのワークショップを予定しています。

ぜひこれからも一緒に、子どもたちに自然を身近に感じ大切さを学んでもらうお手伝いをしていけたらと思います。今日はお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

more trees×sayegusa ワークショップのお知らせ
内容:森の恵み“大分の杉の木”を使ったミニ椅子をつくろう!
森についての楽しいレクチャー付き(約20分)

日時:8月5日(土) 11:00〜、13:30〜、15:00〜(予約制:所要時間90分)
場所:ギンザのサヱグサ ザ・メインストア銀座(中央区銀座4−4−4)
参加費:3000円(税込)  対象年齢:5歳以上
お問い合わせ先:ギンザのサヱグサ ザ・メインストア銀座 03−3573−2441
詳細はこちら

水谷 伸吉 Shinkichi Mizutani

一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)事務局長
1978年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部を卒業後、2000年より㈱クボタで環境プラント部門に従事。2003年よりインドネシアでの植林団体に移り、熱帯雨林の再生に取り組む。2007年に坂本龍一氏の呼びかけによる森林保全団体「more trees」の立ち上げに伴い、活動に参画し事務局長に就任。森づくりをベースとした国産材プロダクトのプロデュースのほか、カーボンオフセット、ツーリズム、被災地支援や全国での講演、執筆なども手掛ける。 http://more-trees.net/

三枝 亮三枝 亮 / Ryo Saegusa

株式会社ギンザのサヱグサ 代表取締役社長
1967年東京生まれ
慶応義塾大学卒。2011年、ギンザのサヱグサ5代目社長に就任。子どもたちの上質なライフスタイルを提案する「スペシャリティストア」をディレクションする傍ら、都会に住む子どもたちを取り巻く環境の改善や自然教育に重要性を感じ、2012年に「SAYEGUSA GREEN PROJECT」を立上げる。

SAYEGUSA GREEN MAGIC 2017

サヱグサは、2012年から子どもたちの豊かで健やかな成長のために“環境・食・文化”をテーマに掲げ社会貢献活動「SAYEGUSA GREEN PROJECT」に取組んでいます。中でも、夏と春先に行われる自然体験プログラム「SAYEGUSA GREEN MAGIC」はすっかり恒例となりました。

サマーキャンプ第4弾「SAYEGUSA GREEN MAGIC 2017」を開催いたします。長野県栄村の大自然の中で、五感を思いっきり開いて自然と戯れたり、仲間と一緒に初めての体験にチャレンジしたり。地元の方との交流を通じて昔ながらの暮らし方も学び、生きる力を育てます。

親子で田植え体験ツアー 参加者募集中!

コタキライスを親子でつくろう!
1泊2日で田植え at 長野県栄村小滝集落

日本の原風景が残る美しく小さな集落・小滝の大自然や地元の方とふれあいながら、お米づくりを親子で体験するツアーです。このツアーでは、お米を作ることの感動体験や、食物への感謝の気持ちを再確認するといった食育のみならず、都会から遠く離れた里山ならではの多様な価値観に親子が一緒に触れることで、様々な気づきや学びにつながることが期待できます。温泉宿での語らいの時間も大切な思い出の一つとなることでしょう。

山菜採りや温泉も楽しめます。新米2kgつき!


募集要項
開催日程:  2017年6月3日(土)・4日(日)
開催場所:  長野県栄村小滝地区
対象  :  親子(子どもとその保護者)
参加費用:  大人(中学生以上)20,000円 子ども(3歳〜6年生)10,000円 (共に税込)
        ※3歳未満の料金はお尋ねください。
      (費用内訳:宿泊料・食費・イベント費用・保険料)
宿泊  :  吉楽旅館
定員  :  7家族程度
集合解散:  電車の場合 JR越後湯沢駅 ※小滝への往復は貸し切りバスサービス
       お車の場合 JR森宮野原駅ロータリー前(東京からおよそ240km/約4時間)
主催  :  株式会社ギンザのサヱグサ
企画運営:  NPO法人信州アウトドアプロジェクト
募集締切:  定員になり次第締め切らせていただきます


1日目 6/3(土)
13:00  電車の方:JR越後湯沢駅集合(バス移動)
13:00  お車の方:JR森宮野原駅ロータリー集合    
13:15  小滝集落到着 公民館で始まりの会
14:00  小滝集落散策&小滝の父ちゃんと山菜採り
15:15  北野天満宮温泉へ 一休み
16:45  小滝の皆さんと夕食会&懇親会
20:00  宿へ移動

2日目 6/4(日)
しっかり朝食をとって
07:30  宿出発
08:00  田植え開始
12:00  田植え終了 記念撮影
12:30  小滝の皆さんと昼食/昼食後は自由行動
13:45  小滝出発/温泉と道の駅でお買い物※お車の方はここで解散
16:45  越後湯沢駅着&解散


お申込み
参加ご希望の方は以下の必要事項をご記入のうえ、運営事務局までメールまたはFAXか、店頭スタッフまでお申し込みください。お申し込みが確認でき次第、運営事務局より詳細ご案内と参加申込書をご郵送いたします。

1.参加人数と内訳(氏名・年齢)
2.交通手段(電車またはお車)※集合場所までの交通費はお客様のご負担となります
3.ご住所・お電話番号・メールアドレス
お申込み先 : MAIL shibue@sayegusa.com  FAX 03-3561-5529

ツアー内容についてのお問い合わせ先
店頭スタッフまたは
ギンザのサヱグサ 米作りツアー運営事務局
担当 澁江(シブエ)
TEL 03-3561-0011 ( 平日10:00~17:00 )
MAIL shibue@sayegusa.com


スノーキャンプ報告

3月26日(日)~28日(火)の2泊3でスノーキャンプ「SAYEGUSA Green Magic in鳥海山」を行いました。
これまで長野県栄村をフィールドに実施してきましたが、今回は新しいフィールドである山形県の鳥海山での開催となりました。

今回は子どもたち14名が参加して、自然体験を楽しみました。プログラムでは、鳥海山で山岳ガイドなどの活動をするOrganize Back Country の皆さんや地元の子どもたちと一緒に雪遊びをした他、地元のお母さん達と一緒に庄内風芋煮や弁慶飯を作りったり、蕎麦打ちも体験を行いました。自然に触れる機会が少ない東京の子どもたちが、大自然の中で思いっきり雪遊びを楽しみ、地元の方々も皆が笑顔で交流していた光景がとても印象的でした。


ついに始まりましたSAYEGUSA Green Magic in 鳥海山!!!今回は初の飛行機移動なので、羽田空港で集合です。スタートから子どもたちはアクセル全開で元気いっぱいです!

 


農家レストラン「菜ぁ」さんでお昼ご飯です。おかずの菜っ葉採り。

 



お昼ご飯を食べた後は「玉簾の滝」を見に行きました。雪道を歩いた先には・・・

 


こーんな大きな滝がありました!

 


1日目夜のメインイベント!!!山伏さんが来てくれました。ほらがいを吹いてくれたり、祝詞を読んでくれたり、みんな正座で集中してお話を聞いていました。

 


2日目のスタートです!早めに就寝した子どもたちは6時前には起床、 6時半には雪遊び開始です

 


地元の子どもたちともすっかり仲良くなりました!


大人も本気のかまくら作り!もうみんな汗だくです!!

 


たっぷり遊んだ後は、地元のお母さんと一緒にご馳走を作りました!
今晩のメニューは弁慶飯(味噌おにぎりを青菜のお漬物で巻いたもの)と芋煮です。

 


2日目夜のイベント、スノーキャンドルナイトに出発!自分のライトを頼りに雪山へ。
ロウソクでライトアップされたかまくらはとっても素敵でした。

 

 


最終日の早朝。昨晩降っていた雪が止んで、きれいな空が見えました。

 


冷え切った体に温かいココアはとっても美味しかったです。

 


キャンプ最後のイベント、そば打ち体験です。

 


Organize Back Country のスタッフとは庄内空港でお別れです。最後はハイタッチ!

 


無事に羽田空港に到着。おかえりなさい!
次回はサマーキャンプを、7月23日(日)から3泊4日で開催予定です。場所、プログラム等は決まり次第ご案内しますので、是非ご期待ください!!!

対談 Green Dialogue vol.7

環境保全、環境教育などを通して社会貢献に取り組むさまざまなスペシャリストに、弊社代表の三枝 亮が話を伺う「Green Dialogue」。第7回のゲストは、日本の有機農業の先駆者である、徳江倫明さんと武内智さんです。

徳江さんは、1988年に有機農産物宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」を設立され、その後、日本発のオーガニックスーパーを開発するなど、有機農産物など安全性や環境に配慮した農産物の企画と販売の分野で活躍されている、第一人者です。

武内さんは、1977年から大手ファミリーレストランなどの外食産業の経営に携われてきました。仕入れを担当したことをきっかけに、ご自身でも有機農産物を栽培するようになり、長年にわたって栽培指導や人材育成などを広く手掛けられています。

お二人は、昨年11月に新会社オーガニックパートナーズ(東京・中央)を立ち上げ、生産・流通から売場提案まで有機農業ビジネスをトータルサポートする事業に取り組まれています。同じくお二人が昨年4月にオープンさせた千葉県八街市にある「農業生産法人シェアガーデン」の農園でお話しを伺いました。


日本の有機農業のいま

――最初に、日本の有機農業の現状についてお聞かせください。

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徳江さん:日本の有機農産物の生産規模はまだまだ小さく、生産されるすべての農産物の1%未満です。それに比べると、ヨーロッパには有機農産物の占める割合が7~8%という国もあります。これには欧米では早くから政府が有機農業の規模を拡大するために動いていたという背景があります。
 
日本で有機JASなどの第三者の認証制度ができたのが2000年で、その後2006年に有機農業推進法ができました。それ以降、各自治体なども取り組みを進め、2006年から2010年にかけて少しずつ有機農産物の生産量も増えていました。

しかし、2011年に東日本大震災が発生し、関東・東北の有機農家は大打撃を受けました。有機農家にとっては土がすべてですから、福島を中心に広い範囲で有機農業が継続できなくなり、消費者も有機農産物から離れる現象が起きてしまいました。

ようやく震災の影響が落ち着きをみせ、2014年後半ぐらいから有機農業に新しい流れがでてきました。新規農業参入者を目指す若者の30%が有機農業希望者と言われています。環境や食の安全について今までより深く意識する人たちが増え始め、マーケットにもその影響が出てきていると思います。昨年11月にビックサイトで開催した「第一回オーガニックライフスタイル EXPO」には2日間で約20,000人の来場者があり、オーガニックに関する社会的な関心の広がりを実感しました。

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欧米では、オーガニックへの関心は、コスメやファッションなどが牽引した歴史があります。ライフスタイルに変化が生まれ、有機農業や食に対する意識の変化につながりました。

今、日本も同じ動きがあります。大きいスーパーなど総合量販店よりも、地域性や消費者に密着した量販店の人気が出てきているのはその影響です。有機農産物・オーガニックがもう一度評価されて、マーケット的にも広がっていくタイミングではないかと思います。

――1%未満というのは驚きました。私のまわりでもライフスタイルとしてオーガニックに関心が高い人は増えていると感じます。しかし、関心を持っていても、オーガニックの農産物を購入する人はまだまだ少ないと思います。有機農産物は農薬を使わない分の手間とコストが販売価格に影響してしまうからでしょうか。

こうしたなか、購入者を増やし、有機農産物の割合を増やしていくためには何が必要でしょうか。

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徳江さん:「らでぃっしゅぼーや」を作ってきた経験から思うことは、人は当然「良いものか悪いものかどちらを取るか」と聞かれると「良いもの」を取ります。さらに、なぜ良いかが納得できれば、購入しようと思います。しかし、良いと分かっても、それを手に入れる仕組みがないと購入できません。仕組みというのは、売り方やお店のことです。

ですから、どんな仕組みを持つか、そしてマーケティング的に有機農産物の何をどう伝え、どうしたら消費者の心に響かせられるかが重要になると思います。

「らでぃっしゅぼーや」を設立した1988年当時、政府の動きが追いついていないため有機農産物の販路は少なく、原則的に農家から全量買取が基本。欲しい人は小さなコミュニティーを利用しての共同購入などしか手立てがありませんでした。有機農産物が広がらなかった理由はこういうところにもありました。

そこで、「らでぃっしゅぼーや」では約10種類の野菜のセットを玄関口まで届けるという宅配システムを導入しました。どんな野菜が入っているか分からない面白さもあります。そういう便利さや他にはない特徴を評価してくれる人が何万人もいたわけです。

どういうものが心に響くかは、時代によって変わります。少し前は宅配でしたが、今は生産者とお店がきちんと結びついて、店頭でお客様の心を惹きつけるというコミュニケーション能力の高い売り方が求められていると思います。目利きによる仕入れと、確かな情報伝達、お客様とのコミュニケーションが生まれる仕掛けがある店に人が来ます。実際にそうした成功例が全国で出てきています。

――流通の仕組みや販売の仕掛けによって、有機農産物や安全な食品の需要が広がるということですね。


本当に良い野菜・おいしい野菜とは

――お二人が考える「良い野菜」というのはどういうものでしょうか。例えば、色の濃い青々とした野菜がおいしいとは限らないと聞いたことがあります。

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武内さん:そうですね、青々とした野菜は一見美味しそうに見えますが、それは硝酸態窒素を過剰に貯め込んだ野菜で、いい状態ではありません。

野菜が育つのに、硝酸態窒素は必要なのですが、過剰は良くありません。土壌の硝酸態窒素の量は季節に左右され、温度が高い時期は吸収しやすくなりますので、野菜が吸い込みすぎないように調整をしなければなりません。例えばほうれん草は本来は冬のものですが、夏に栽培するほうれん草はキチンと育てなければ硝酸態窒素の量が上がり、青々としていても苦みやアクが強いものになるわけです。硝酸態窒素の量が上がると、繊維質が弱くなるから虫がつきやすくなり、そのために農薬を使うという悪循環にも陥ってしまいます。

消費者は通年同じ野菜を求めますので、必要とされる野菜を旬ではない季節にも提供することが商売になってしまっています。
本当に良い野菜やおいしい野菜というのは、適地適作、季節にあった野菜なのですが、それらを無視して栽培された野菜はどうしても味が落ちるわけです。

また、最近は甘い野菜がブームです。なんでもかんでも甘いものが美味しいと言いますが、それは本来のおいしい野菜とは違うと思いますね。野菜にはそれぞれの個性的な味わいがあるのですから。
極端に言えば、ステビア等の高糖度の資材を使った栽培で糖度を上げる方法もあります。

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――旬を無視した需要と、「おいしい」の本来の意味を消費者が取り違えているという問題があるのですね。消費者側の学習も必要なのだなと考えさせられます。では、おいしい野菜をつくるのに一番大切なのは何でしょうか。

武内さん:おいしい野菜をつくるには、やはり良い土壌が大切です。野菜の良し悪しは土で決まります。良い土壌で野菜をつくれば、何もしなくてもおいしい野菜ができます。

でも良い土壌はすぐにできるわけではありません。土壌を深さ1cm、自然につくるには約100年かかるといわれています。私たちはポテンシャルの高い土地を見つけ、その10センチの表土を時間をかけて丁寧に力のある土壌にしていきます。そしてそこに適した野菜を育てる。その目利きと技、知識を持つ人材を育てることが私たちの使命と思っています。


有機農業に携わるきっかけ

――そもそも、お二人はどうして有機農業の道に入ろうと思ったのでしょうか。

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徳江さん:公害が原点にあります。私は水俣生まれで、父が水俣病の原因となった会社の工場長でした。水俣病の裁判の証言台にも立ちました。私の知っている明治生まれの堅物な父と、テレビで頭を下げている父の姿との落差が大きく、なぜそうなっているのか理解できず悩みました。

しかしある時、人から言われた言葉に、はっとしました。水俣病を引き起こした会社がどうのこうのというよりも、「今の日本はそういう社会なのだ」ということを言われたのです。
日本の高度経済成長と暮らしの豊かさが、同時に「公害」という負の部分を生み出す社会なのだと。その人は、そういう社会を「チッソ型社会」と言いました。
水俣病の原因は、プラスチック、ビニールを柔らかくする可塑(かそ)剤の生産工程から出た水銀にあります。ビニールハウスとか、ビニールの袋とか、みなさんが使う色んな便利なものをつくるのに使われているものです。つまり、便利なものを求める社会が結果として公害を生み出す社会をつくりあげてしまったのです。

そういった背景もあって、環境問題や農業には大学生の頃から興味を持っており、
卒業後はダイエーに入り、青果物の流通を担当していました。しかしその2年後には食品公害や環境問題への関心が高まり独立して、山梨で仲間とともに農場を設立して有機農業と豚の放牧を行うようになりました。それから有機農産物の流通団体「大地を守る会」に入り、10年後に「らでぃっしゅぼーや」を立ち上げました。「公害を生み出してしまう社会」からの離脱という視点から、事業そのものが環境改善につながるように、有機農産物や安全で環境に配慮した農産物の販売事業をずっとやっています。

――公害に原点があり、有機農業とともに歩まれてきたということですね。武内さんはいかがでしょうか。

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武内さん:私は長年外食産業で働いてきました。20年以上前、飲食店の経営を任されるようになった時、少しでも良い食材を使いたいと思うようになり、調達のために全国をまわるようになったのですが、会う人がほとんど有機農業をやっている人でした。有機農業をやっている人はよく勉強をしていて、おもしろい人が多いです。人に魅せられ、「自分で農業をやってみないと分からないよ。やってみたら」と誘われ、自然に有機農業の道に入りました。それから今日まで、農産物の仕入れ、商品開発、農業者とのマッチングを行いながら、時には山林を造成し、農場開設などをしながら、農作物を外食や小売チェーンに供給してきました。
ずっと有機農業をやっていますから、農薬の使い方もいまだに知らないです(笑)。


日本の農業を育てるために

――実は日本は、世界的にも農薬の使用率が高いとも聞きますね。

武内さん:世界で3番目に高いですね。1位が中国、2位が韓国、3位が日本です。数年前は日本が1位でした。国産野菜というだけで安全ということはないですね。安全・安心が大切と言いながら国内ではなかなか有機農業を志向しません。それは海外と違い、国に明確な安全な農産物という考え方がなかったからなのですが、国内隅々まで有機農産物の意味が浸透すれば、おのずと海外のようなマーケットになると思います。

――昨年4月にこちらの農園「シェアガーデン」をオープンされました。レストランや小売店などに対して有機農作物の栽培スペースを貸し出していらっしゃるそうですね。コンセプトは「すべての人に農業ができるシステムと場を提供する」ですが、もう少し詳しく教えてください。

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徳江さん:農業が日本で健全に育っていくために必要なものは3つあります。買ってくださる人、買う仕組み、そしてつくる人です。

有機農業をやりたいと思っている人は沢山います。企業からもそういう声を聞きます。でも農地の選び方やどんな設備が必要か、どんな人材が必要か、できたものをどう出荷し、どう売るかといった問題があります。

そこで、みんなができるだけ上手くいくような方法で、参入が簡単な仕組みはないかと考え、シェアガーデンを始めました。シェアというのは畑の共有、知識の共有、設備やインフラの共有、売り場の共有(確保)という意味があります。レストランや小売店だけでなく、個人消費者とパートナーになることが可能です。

武内さん:オーガニックレストラン認証第一号を取得し、都内などに6つの店舗を持つイタリアンレストランの会社が、シェアガーデンを利用してくださっていますが、シェフたちが自ら収穫に来ることもあります。ここでつくった野菜を店舗で使用しているのですが、どんな野菜を育てるかはこちらから提案したりしています。長らく外食産業で働いてきた経験が役に立っています。

――地方のこうした耕作放棄地を借りるこの取り組みは、日本農業の活性化と同時に地域の自然環境の向上にも貢献できますね。


シェアガーデンを通して、日本の未来をつくる

――お二人のこれからの目標や夢を教えてください。

徳江さん:私は65歳ですから、最後の仕事という気持ちで、これまでやってきたことを集約して、次の世代に繋いでいくためのしっかりした仕組みをつくりたいと考えています。

有機農業をやる人や企業を増やす。出口もちゃんと準備する。そしてさらに次に繋いでくれる人を育てたいですね。開かれた組織にしていきたいです。この取り組みが全国に広がってくれたら嬉しいです。

武内さん:私も、長年外食経営と農業法人をやってきた集大成をここでしたいと考えています。農業者と産業界を結んだ有機農業の振興がテーマです。

地方に行くと、人がいなくて農場が荒れていますがここは人が集まります。いい土があるのです。ここでしっかり学んで、その経験をこれから生かしてもらえるように力を尽くしたいです。私が外食産業で学んだこと、有機農業をやってきて学んだことすべてをここで働く人たちに伝えたいですね。

――有機農業の未来も子どもたちの未来も繋がっていると思います。最後にメッセージをお願いします。

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武内さん:有機農業の畑とそうじゃない畑の違いは、虫ですよね。農薬を撒いた畑では子どもを遊ばせられないし、生き物の多様性も学べません。

それに、味覚は子どもの時に発達します。ですから、そういう時期に旬の農産物を通して、本当においしいものを知ることが大切だと思います。
そういうことを経験できる施設として、シェアガーデンを活用していただけたら嬉しいですね。畑が賑やかな、収穫物が豊富な時期に、ぜひまたお越しくださいね。

――都会の子ども達にぜひ体験させたいですね。今回は貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。

対談御礼と後記、、、

日本の有機農業を牽引されているお2人から貴重なお話をお伺いすることができました。
天候の優れない中、快く取材にご協力いただきありがとうございました。

毎日の食事が、子どもたちの成長にどれだけ影響を与えるかを考えると、
食の正しい知識や有機農業の大切さがより感じられるように思います。

サヱグサは日本の子どもたちにファッションを通じて色彩感覚や装いのTPOを伝えてきたブランドです。
吸収力の高い幼少期に子どもたちにどれだけ本物の体験をさせてあげるかによって感性が左右されるように、
正しい食の体験も成長していくためにたいへん重要なファクターであるはずです。

食における子どもたちの健全な成長のためにも、お2人の今後の活動は大注目ですね。
銀座でオーガニックマルシェを開催! 
なんてことができれば、有機農業拡大の一助となれるかもしれません!

tokue徳江倫明 Michiaki Tokue

株式会社オーガニックパートナーズ 代表取締役会長
FTPS株式会社代表取締役
1951年熊本県水俣生まれ。早稲田大学卒。1975年ダイエー入社。青果流通に携わる。
78年山梨県にて豚の完全放牧による飼育システムを確立。同年、有機農産物流通団体『大地を守る会』に参画、共同購入による有機農産物流通の構築に従事。
88年日本リサイクル運動市民の会に参画し、『らでぃっしゅぼーや』を興し、93年代表に就任。97年オーガニックスーパー『マザーズ』設立。認証機関『アファス認証センター』設立を手がける。
現在、一般社団法人フードトラストプロジェクト代表のほか、日本SEQ推進機構代表、IFOAMJAPAN副理事長なども務める。

takeuchi武内智 Satoshi Takeuchi

株式会社オーガニックパートナーズ 代表取締役社長
1952年北海道生まれ。77年千葉工業大学卒業後、すかいらーく入社。83年札幌にて水産卸会社(北鮪水産)に入社、84年札幌にてレストラン経営を開始。
88年聘珍樓の新規事業開発室長として入社、91年聘珍樓の子会社で「和食・濱町」と居酒屋「北海道」を展開する平成フードサービス取締役副社長就任。
99年NPO法人北海道有機認証協会理事就任。2001年ワタミフードサービス入社商品本部長就任、02年ワタミファーム代表取締役就任、03年農業生産法人ワタミファーム代表取締役。2011年株式会社オーガニックパートナーズを設立し代表取締役に就任。2013年同退任。2016年、FTPS株式会社と合併した株式会社オーガニックパートナーズの代表取締役社長に就任。現在、NPO法人北海道有機認証協会 副理事長兼事務局長も務める。

三枝 亮三枝 亮 / Ryo Saegusa

株式会社 ギンザのサヱグサ 代表取締役
1967年東京生まれ
子どもたちの上質なライフスタイルを提案するスペシャリティストアをディレクションする傍ら、都会に住む子どもたちを取り巻く環境の改善に重要性を感じ、2012年「SAYEGUSA GREEN PROJECT」を立上げる。

SAYEGUSA GREEN MAGIC 2017

サヱグサは、2012年から子どもたちの豊かで健やかな成長のために“環境・食・文化”をテーマに掲げ社会貢献活動「SAYEGUSA GREEN PROJECT」に取組んでいます。中でも、夏と春先に行われる自然体験プログラム「SAYEGUSA GREEN MAGIC」はすっかり恒例となりました。

山形県と秋田県の県境にそびえる鳥海山。その大自然をフィールドにスノーキャンプを開催します!思いっきり雪と戯れることはもちろん、地元の方との交流を通じて、生きる力を育みます。

定員がございますので、お早めにお申し込みください。
定員に達したため、申し込み受付を終了いたしました。

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「SAYEGUSA GREEN MAGIC」 2016夏のキャンプの動画が完成しました!

優しい唄声にのせて、子ども達の笑顔とみずみずしい森の記憶がよみがえります。

Halloween Workshop 魔女のほうきをつくろう!

「ギンザのサエグサ×山形デザイン」のハロウィン・ワークショップ♪
山形の山野で集めた天然木を柄にし、天然素材100%で「魔女のほうき」を作りました。

ほうきを作るだけではなく、
木によって違う重さや匂いを感じながら、森についてのお勉強もしました.

完成した後は、イラストレーター「うよ高山」さんのイラストの前で、ほうきをまたいでジャンプ!!
ほうきに乗って空をとんでいるようなお写真をプロのカメラマンによる撮影で、みんな魔女になりきってくれました♪

Halloween Workshop @ザ・メインストア銀座

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様々な種類の枝たち。
ツタが巻いているもの、グルグルねじれているもの。
細い枝、ツルツルの枝、ゴツゴツした枝。
フジやカキ、エゴノキなど、これらはすべて山形の山から切ったり、拾ってきた天然100%の枝です!
(もちろん、許可をとって切ってきています!)

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まずはたくさんある枝の中から、お気に入りの一本を選びます。
どれが一番魅力的かな?

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その他にも、山から届いた、紅葉を迎えた色鮮やかな葉や木の実を
実際に手に取り触り、匂いを嗅ぎながら、自然についてのお話を聞きました。

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こんな大きなうちわのような葉っぱ、なかなか普段見ることはないですよね!

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これはまきびしという、ヒシの実を乾かしたもので、
忍者が使う道具としても使う、アレです!

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山や林は健康を保つために時々木を切ってあげないといけません。
そうしないと、一本一本の木が日光充分に浴びられず、しっかりと根を張ることができなくなり、
弱い木になってしまったり、土砂崩れの原因になってしまうこともあります。

そんなことも学びました。

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そして、ここから実際にほうきづくりに取り組みます!
まずは、どうやって作るのか?
間近でその手順を教わります。

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皆、しっかりとお話を聞いていて、エライぞ!!

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実際に作ってみよう!

ということで、まずはグルグルねじれている藁のロープを
バラバラになるようほどいていきます。

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兄妹で仲良く一緒に

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一人でたくましく

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お母さんと一緒に

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紐を結ぶのは力がいるので、お父さんやお母さん、
大人のスタッフと一緒にがんばりました!

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最後に、ボサボサになっている先の部分をチョキチョキはさみで切って整えていきます。

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撮影前に、作ったばかりのホウキでしっかりとお掃除もします。
思っていた以上に綺麗に掃けるんですよ!

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1つとして同じものはない、オリジナルホウキの完成です!

出来立てホヤホヤのホウキを見せてもらいました!

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ジャンプの練習をしてから、いざ本番へ!!

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本番では、3.2.1.ジャンプ!!の掛け声と同時に、膝を曲げて大きくジャンプし、
その瞬間をカメラにおさめてもらいました。
すると、まるで、、、空を飛んでいるような写真に!!

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ハロウィンや、魔女の宅急便のキキの仮装がすごくキュートでした!!

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写真の出来上がりが楽しみですね☆
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

Halloweenまであと少し!
仮装に、たくさんのお菓子に、楽しんでくださいね!

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それでは、次回のWorkshopもどうぞお楽しみに!!

Halloween Workshop @ザ・ストア大阪

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ねじねじとユニークで一番立派な木を選んでくれました。

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最年少1歳4か月の女の子。ママと一緒に楽しんで可愛いほうきを作ってくれました

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可愛い仮装で参加してくれました。小さなほうきがとってもかわいらしいですね。

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ほうきのほうが大きいけれど、、おそうじポーズが様になっています

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飛び入り参加のお友だちもこんなに真剣に取り組んでくれました。
写真の出来上がりが私たちもとっても楽しみです!!

 

次回は、クリスマスを迎えるにあたり、楽しんでいただけるワークショップを
11月27日(日)に予定しております。
お気軽にお問合せ下さいませ。

皆様のご来店お待ち申し上げております。