長野県栄村・北軽井沢各地の視察

Sayegusa Green Projectでは、これまで10回に渡り、子どもの環境教育の情報収集やフィールド視察、NPO代表・有識者との対談などで、栃木県、岐阜県、山梨県、長野県各地を訪問してまいりました。

今回は、3月28日からの2泊3日、長野県栄村・北軽井沢各地を視察。美しい雪景色の中で、自然体験施設や6次産業化に成功しているワイナリー、地域資源を活かした木質チップボイラーなど、今後のプロジェクトで参考になるような、充実した視察を実施することができました。

初日に訪問したのは北軽井沢にある森林型リゾート地「ルオムの森」。アウトドアキャンプ場として人気のある「Sweet Grass」には、大きな青空黒板がありました。自然界に直線のものはないからと、流線型の黒板をわざわざ作ったのだそうです。絵本に出てくるようなツリーハウスもあり、 子どもたちに自然体験を楽しんでもらおうという作り手の遊び心を感じました。

視察二日目は、長野県庁訪問後、栄村役場へのご挨拶。

栄村は、新潟に隣接している長野最北端の村で、日本積雪最高記録を持つほど雪深いところです。今回2度目の訪問が叶い、前回もお世話になったNPO法人SOUP代表理事の島崎さんや、森林保護専門員の関川さんと、子どもたちの自然体験プログラムの可能性についてディスカッションしました。

また、宿泊施設「北野天満温泉」には、長野県初の木質チップボイラーができるとのことで、工事途中のボイラーをご案内いただきました。

栄村は豪雪地のため、積雪で根曲がりしてしまう木が多いとか。そういった未利用だった木をチップ化する工場ができたので、そのチップ利用先を今後増やしていくとのことです。

化石燃料の代わりに木質バイオマスを活用することは、エネルギーシフトや森林保全のためだけでなく、災害時のリスク管理としても、経済やエネルギーを外部に頼らず地産地消する観点から大切なことではないでしょうか。3.11の翌日に被災した地である栄村だからこそ、このような取組みが説得力を増します。

今後も、環境保全や子どもの環境教育活動に活かしていけるように、現地視察やスペシャリストの皆さんとの対話を重ねていきたいと思います。

【今回の長野県栄村・北軽井沢視察場所】
森林アドベンチャー施設 Sweet Grass
ルオムの森訪問
・長野県庁訪問
・栄村役場訪問
栄村の自然体験活動団体NPO法人SOUP、森林保護専門員関川さんとお打ち合わせ
・北野天満温泉 木質チップボイラー視察
なべくら高原のグリーンツーリズムの拠点施設森の家訪問
長野県飯綱町のワイナリー&レストラン サンクゼールの丘訪問
・長野県飯綱町の廃校小学校視察